太陽光量が少ないと季節性障害になりやすいという話

梅雨時期は春の疲れも重なり体調が優れない、全快とはいかない方が多いのではないでしょうか。

 

5月の快晴から6月梅雨時期になると、身体のバランスが崩れやすくなり、人によっては季節性障害を発症することがあります。このメカニズムとしては、簡単にいうと「体内時計が狂う」ことで起きます。

 

季節性障害とは、うつ症状や不眠症が主に現れます。

 

5月にせっかく太陽光をたくさん感じてセロトニン(ホルモン)を生成したのに、6月の太陽光減少で生成量が減ります。夜に眠くなるというのは、日中に作りだしたセロトニンをメラトニンに変換することでぐっすり眠ることができるので、不眠や眠りの浅さなどを招くというわけです。一日の1/3の睡眠が侵されれば体調は優れませんよね。

 

子どもが日中元気に外で遊ぶと夜は深い眠りになります。疲れているだけではなく、体内時計がしっかり機能している証拠でもあります。

大人の皆さんは、紫外線が気になって外出を控えるかもしれませんが、朝起きて、庭やベランダに5分座って(庇の下でもいいので)光を感じると整うスタートが切れると思います。