
床材から染み出る水分。
冬になると、写真枠の壁左側(冷蔵庫側)に発生しました。
リフォーム前にこの場所に結露が出たことがなかったので、疑問と不安と怒りもあったりで、工務店さんのアドバイスを受けながら1年様子を見ましたが、やはり解消されないので、工事をすることに。
【私の視点】
○以前ここには勝手口があった場所。塞いだことで空気の行きだまりになったのか?
○床下の基礎木材がなにかしらの霜被害を受けたのではないか?
【業者の視点】
○リフォームによって気密性があがり、室内と浴室側の温度差が一段と増して結露になったのではないか。石油ファンなどの暖房器具等の水分が以前より逃げにくくなったのではないか。
【母の反論】
業者の視点を聞いて。ならば、リフォームの際に想定できたのではないか。(業者にも責任があるのではないかということ)

誰も確実な理由が分からないが、結露が出る理由は中と外の気温差。
ということで、断熱材を入れようということになりました。入れたとして、本当に効果が出るかは・・・ということで。
家具を動かした日。
もしかして、これが大きな原因?
冷蔵庫を動かすと、なんと黒カビは冷蔵庫裏の壁にまで侵食。むしろ、その壁の方が被害大。
ここで、原因は(おそらく)
●冷蔵庫からの暖かい空気と、壁との温度差とうこと
○今後の対策、断熱材をしっかり入れる。
○冷蔵庫を壁から少し離す

断熱材を入れる壁面積が増えた影響で、工事費用も上がることに。現場監督から変更了解の電話がなります。
3年前のリフォームで、外壁側に断熱材をいれたことを知っていたので、それを伝えました。
「断熱材は元々ある壁だと思いますが」
次は工事営業担当から電話。
「断熱材は入っていたのですが、今回の結露に耐えられなかったので、さらに追加、もしくはより良い物に替えたい」とのこと
工事期間2日間。
もうこんなことは起こってほしくないので、考えられるベストを尽くしてもらうよう依頼。

冷蔵庫や家具の移動をしてもらいます。
男性4人がかりで丁寧に。床材や他諸々を傷つけられないので皆さん慎重に。
養生もキチンとしてくれます。
作業員の中に適当な感じの人がいなくて、皆さんがちゃんとしているのが安心感。
母は、工事範囲が広がったことで、工事終了時間が長引いたことにイラっとしていました。わかっちゃいるけど終始完全納得はしていないのです。
また、現場監督から工事後の気を付けポイントして(パントリー的に使っていた棚)を置かないほうがいいだろう。と言うことで、「収納が減る」とご立腹。

そうこうして2日間作業は終わりました。
どんな断熱材が入ったのか見学したかったのですが、私もすっかり忘れていました。
無事終わりましたね。
壁紙は何とか足りたようです。
断熱材の追加料金も今回(多少責任を感じたのかな)サービスとなりました。
今回の工事ついでに、埋め込み照明を2個つけてもらいました。(母がテレビが見づらいと言ったため)
さて、これですべての工程が終わりまして、日常を取り戻しました。
工事費用は23万円です。
これが高いか、安いかは知りませんが、リフォーム後3年で追加工事になるとは思いませんでしたので、金額ではなくショックはあります。しかし、ついでに照明を設置したり、剝がれそうな壁紙を補修してもらったり、留め金部材を変えてもらったり、サービス追加工事もしてもらいました。
自分でできそうなこともありますが、プロにやってもらうのが安心です。
洗面スペースのコーキングの相談もしました。私は打ち直しがいいかなと思ったのですが、考え直すアドバイスを受けました。やはりプロの経験というのは大きな助けになるんです。
そういった意味でも、ちゃんと誠実な工務店に頼めたのはよかったです。
結露に関しては冬場どのようなことになるのか。ドキドキが続きます。