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マッサージ中に顔が痛くなるという問題

【マッサージ中に顔が痛い】【落ち着かない】そういったことを経験されている方も多いのではないでしょうか。

 

当店では、「枕が合いませんか?」とは聞きませんが、顔を位置でもごもごされていたり、施術が始まって10分ほど経ってやはりもごもごしていたりすると“顔が痛いのかな”と考えます。

 

コロナ期間中にマスク着用でのうつ伏せは、お客様に我慢いただいていますが、中には息苦しくてリラックスできないという場合もあります。枕の件でもう何年も試行錯誤しているのに、コロナでさらに合わせることが難しくなっています。

 

実際枕は、枕のクッション性やホールド感が大事ですが、その上に乗せるタオルの厚み、フェイスペーパーの厚みや伸縮性が重なると本来かけたい圧力でない方に向かったりします。こういう事が顔の部分で起きていることをお店側はスタッフは想像していません。

 

 

今回、新たに顔に対してソフトタッチの枕を購入しました。

 

それは、中を開いて綿の入り具合を調整したり、綿の量を変えたりできます。(メーカーは推奨していません)

 

お客様の顔の大きさや、顔のおうとつ、耐えられる圧力(頭の重さが顔にかかるので首のしなりがない方は本当に顔にダイレクトに重さがかかる)、胸からの高さ(肩のコリも関係)、、、

 

奥深い枕の世界、はまると抜けられなくなる(笑)

 

当店に来られるお客様と枕の出会いは唐突で、気に入らなくても受け入れなくてはいけないですよね。

でも、いくつか選択肢が用意できれば、最高!はなくても、まぁこれならOKくらいは目指せると思うのです。

 

いくらテクニックが上手でも、枕が合わなくてNGという場合もあると思いますよ。

お客様は声に出して教えてはくれませんが、そう思ってお店を後にする方もいると思います。

 

なんとか、顔に痛みが出やすいお客様に合うものを用意したい。

どうしてこだわるかというと、体勢を安定させるだけでリラックスできるからです。

揉まなくても脱力することができて、呼吸がしやすくなる。呼吸が落ち着けば気持ちも落ち着く。

そういった状態を早く作り出すことで、私たちの仕事は何倍にでも効果を発揮するからです。

 

私の中で数年に1回、必ず枕改善ブームが起きるのですが、今回スタッフを巻き込んで取り組んでいます。当店に限らず、よそのお店に行かれる方も、枕が合わないときは「他の枕はありますか?」と聞いてみたらいいと思いますよ。