
3月上旬コロナの感染者が増える中、東京での出来事とどこかで軽視していたものから、明日は我が身なのだと考え方や真剣身が変わってきているのを実感します。
私たちが異変を感じたのは2月21日。
2月22日、23日は土日で本来ならお客様の多い日。
客足の鈍さを感じました。
そして翌週。
また同じ現象が起こります。
2月の売上が伸びずに終わります。
3月、明らかにコロナの自粛要請での客足が遠のきます。
その時のブログで「今月は諦めた」と私も書いています。
従業員たちに4月は勤務日数を激減させるつもりだと報告しました。
保障をできる人にはしたい気持ちと、長丁場になると店が保てないことへの不安が同居します。
4月8日国からの緊急事態宣言が出ます。
私たちの仕事は休業要請職種に入りませんでした。
営業をしていいのか、それでなくとも減っているけれど休めば収入は完全に途絶えます。
社員には雇用助成金が使えそうとのことで、安心材料ニュースもあります。
でもそれだけでは不安を軽くすることは出来ません。
城野店は閉店の1か月を切り、本来であれば顧客様たちに挨拶をしながら、最後の施術をしている想定でした。準備していたものが不意に終わりそうです。しかし状況をみればそんなことはちっぽけな事です。
さて、本日4月14日です。
お客様から「営業していますか?」と電話が鳴ります。
ギフト券有効期限の迫る方からは「返金できますか?」と聞かれます。
ということで電話番的な役目もしつつ、誰かが店にいます。
今は全国の同業者さんら皆同じ気持ちなのかなと思います。
一度店をたたまざるを得ない人もいるかもしれませんが、またチャンスも来ると思えれば少しは楽でしょうか・・・命あっての物種です。